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優駿牝馬② [2021三冠]

本命はアカイトリノムスメ。パンとしないまま、言わば惰性的にレースを使い、ジワジワと良血の血が騒ぎながら重賞勝ちを決めて、桜花賞4着。これは血統の成せる業と言わざるを得ない。その桜花賞も、事実上レースが決した後に差を詰めただけのもので、後に述べる「ダメージ」も僅少と見た。良血開花の舞台に相応しく、中団よりも前の位置が欲しい馬場のところ、絶好の7番。いざ、樫の女王へ。
相手は、力上位の桜花賞組ソダシ、ファインルージュを取るか、距離延びて面白いステラリア、ニーナドレスを取るか。桜花賞組は2頭とも休み明けで1.31.1の超高速時計を勝ち負けしていて「ダメージ」がないわけはない。見えない反動が実に恐い。ただ、その2頭の能力が上位であることは明らか。ヒモの選択は総合的に判断したいと思います。
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