東京大賞典回顧

ウシュバテソーロ、強かったです。あの前残りの展開を差し切り。信じた鞍上もそれに応えた馬も素晴らしいパフォーマンスでした。６歳の秋にしてこの強さ。ただただ、脱帽です。ウィルソンテソーロの原も味な競馬をしました。このジョッキー、なかなかどうして、腹が座っているのかもしれません。
我が本命キングズソードは、ミライが慎重に大事に乗り過ぎましたかね。最内枠の難しさもあったと思いますが、ちょっと消極的な競馬でした。ただ、テーオーケインズのように、全力の１戦使うとダメージが残るタイプなのかもしれません。これは見極めを要します。

東京大賞典②

本命キングズソードの相手は、米国帰りの6歳馬より、活きのいいミックファイアとドゥラエレーデとしました。ミックファイアはチャンピオンズCを自重して、万全でここを迎えるし、ドゥラエレーデはムルザバエルとの相性を考慮して急遽の抜擢となりました。

今年最後の一戦、いい競馬を。

東京大賞典①

９頭立て。頭数は少なくても濃いメンバーが揃いました。大井のJBCクラシックを圧勝したキングズソード、ドバイワールドC馬ウシュバテソーロ、そして南関三冠馬ミックファイア。これぞ、頂上決戦という一戦で、馬券を抜きにシビレる競馬になりそうです。
本命はキングズソード。現時点、少し離れた３番人気で鞍上のプレッシャーも幾分軽減され、この馬に久々に跨るのがGIとなりますが、岩田望来にはこのチャンスを掴んでもらいたい。
相手は、前出のウシュバテソーロ、ミックファイアの強豪２頭のほかでは、時計がかかるようになった大井のダートが合うはずのグロリアムンディまで。マーカンドがいかにも乗れていないが、嵌った時のこの馬の強さは本物。

チャンピオンズC回顧

レモンポップは素晴らしい結果を残したんですが、ゴール前で抑える手応えだったとはいえ、如何せん、このレースで残したレーティング自体（もちろん、だっちょん独自の数値です）はそれほどではなく、いかにも他の有力馬が走らなさ過ぎたというのが実感。繰り返しますが、レモンポップの勝利、未知の距離への挑戦、大外枠の克服など、実に素晴らしいんです。しかし、なんだか腑に落ちない競馬でした。ま、レモンポップに絡んだら潰れるかもという潜在意識が、このまったりした結果になったのかもしれませんが。だって、結果、４角の３番手までが、１着、３着、４着ですからね。

チャンピオンズC②

本命は、昨年の2着馬クラウンプライドとしました。昨年の当レース後、サウジとドバイを経験して、春のラストは帝王賞2着。きっちりキャリアを積んできた。中京の舞台もよく、3番人気も頃合いだ。

相手は今年1年で力量を確かにアップさせた2頭。ハギノアレグリアスとグロリアムンディ。

チャンピオンズC①

実にいいメンバーが揃った今年のチャンピオンズC。来年から中央地方のダート路線が整備されますが、本当にダート競馬の質が日に日に高まってきています。まさにそれを証明するかのような面子。馬券候補は５頭。ダート転向後、いまだに底を見せていないアイコンテーラー、海外遠征で力を増幅させて昨年のリベンジを期すクラウンプライド、ダイオライト記念の圧勝劇が記憶に強いグロリアムンディ、シリウスSでアイコンテーラーを捩じ伏せたハギノアレグリアス、そして、南部杯圧勝のレモンポップ。

JBC３競走回顧

キングズソードもアイコンテーラーも強かった。いずれも本物の強さで、まだ底を見せていない点も同じ。実に今後が楽しみです。そして、苦労を重ねたイグナイターのJpnⅠ勝利。これもまた格別な味わいで、馬券抜きにいいレースを見せてもらいました。
しかし、来年からダート３歳三冠が誕生すると同時に、中央地方の垣根をさらに取っ払い、レース体系がキッチリすることになりましたが、それにリンクするかのように、今年に入って地方馬の底上げが顕著になり、さらに中央も負けじと新星が登場、そして今朝、デルマソトガケが本家米国のBCクラシックで２着と、ダート界の輝きが一気に増してきました。ダートが本当に熱くなります！

JBCレディスクラシック的中
馬連４８０円
ワイド２００円

JBC３競走②

【レディスクラシック】

本命は昨年の雪辱を期すグランブリッジ。相手は、実力馬ヴァレーデラルナとダートの強さは本物のアイコンテーラー。

【スプリント】

リメイクの鉄板を信頼。相手は、大井の1200が庭のギシギシと距離不足もモレイラに期待してバスラットレオン

【クラシック】

2番人気に収まりそうなテーオーケインズが軸。相手筆頭は上がり馬ウィルソンテソーロ。もう一頭には追い込みの脚があるサベージを抜擢。

JBC３競走①

【レディスクラシック】
アイコンテーラーの前走は本物。ダートでの強さは本物と見ていい。ただ、地方のダートが合うかどうかはまた未知数。その点では、ヴァレーデラルナとグランブリッジに一日の長がある。基本的にはこの３頭の争いか。馬券圏内は、前走ハマリ過ぎた感はあるものの、大井をこなしたアーテルアストレアと３歳の勢いがあるライオットガールまで。
【スプリント】
これはもうリメイク本命で鉄板だろう。初の大井で武の乗り替わりも痛いが、御神本なら問題はない。相手候補は、6Fは微妙でも実績上位のバスラットレオンが上位か。以下は、6F組を評価して、大井のギシギシ、ケイアイドリー、８歳にして血気盛んなリュウノユキナ、昨年の覇者ダンシングプリンスまで。
【クラシック】
帝王賞の時と同じような話にはなりますが、テーオーケインズとメイショウハリオのライバル対決は、２番人気の方がプレッシャーや立ち回りなどから絶対有利だろう。オッズ買いはしたくないが、２番人気の方を本命にしたい。相手候補は、復活があれば力は足りるノットゥルノ、上がり馬ウィルソンテソーロ、地方のダートが合うクリノドラゴンまで。

南部杯回顧

もう、レモンポップのことを語る以外になにもないレースとなりました。強かった。持ったままで大差。脚抜きのいい馬場も功を奏したとはいえ、押し出されたハナから、ちょっと強めの追い切りをしたかのような競馬で、イグナイターやレディバグも力は出していて、それなのにあの大差はちょっと考えられないレベルのもの。本当に桁違いという言葉がピッタリのパフォーマンスでした。いいものを見せてもらいました、ホント。