マイルチャンピオンS回顧

人気とは、つくづく恐ろしいものと思います。直前で一気にシュネルマイスターが１番人気。ソダシは１番人気だからこその「切り」だったわけですが、まさかの２番人気。そして結果も、あのとおり。
タラレバではないですが、これ、シュネルマイスターとソダシの人気が逆だったら、たぶん着順も逆、つまりシュネルマイスターが３着で、ソダシが５着だったのではと思います。武もシュネルが２番人気ならあそこまでフタをしなかったと思いますし、ソダシも１番人気ならもう少しマトになって競られていたはずです。そして、勝ったセリフォスやダノンザキッドはあの人気だったからこそ、他馬のマークもなく、思い切った競馬が出来ての１・２着だったのです。
いやいや、人気とは恐ろしいものです。

マイルチャンピオンS③

本命はシュネルマイスターとしました。稍重でも、このくらいなら、外枠のダノンスコーピオンよりシュネルの実績を上位に評価。対抗はダノンスコーピオンで、もう１頭にはジャスティンカフェを抜擢。

マイルチャンピオンS②

本命は、シュネルマイスターかダノンスコーピオンのいずれか。シュネルマイスターは、やはり古馬マイル実績が１枚上。３歳でマイルチャンピオンS２着、ドバイ帰り初戦の安田記念でも２着で、確実に鋭い末脚を繰り出せるだけに内枠不利なトラックバイアスさえなければ、堅い連軸と言える馬。ただ、今週もAコースが続き、一雨もありそうとなると、先週同様、外差し馬場濃厚か。
ダノンスコーピオンは、春から秋への成長度が文句なし。川田も心強いし、外枠も買い材料になりそうな馬場コンディション。どちらに◎を託すか、明日の馬場を見て決めます。
相手候補は５頭で、力あるダノンザキッド、復調したサリオス、末脚魅力のジャスティンカフェ、堅実セリフォス、道悪ならソウルラッシュ。実に多彩。

マイルチャンピオンS①

本命候補はシュネルマイスター、ソダシ、ダノンザキッド、ダノンスコーピオンの４頭。いまのところ、最も触手が伸びそうなのは、ダノンスコーピオン。秋初戦の富士Sは３着に敗れたものの、３歳で５６ｋｇを背負っての競馬で、春より大幅なパワーアップを見せていた。中間も順調そうで、成長力込みでこの馬を推したい気持ちはある。ただ、なかなかの混戦模様で、本命候補の他３頭もＧＩ馬だけにここを勝ち切るだけの能力は備えているし、伏兵陣も実に多彩。枠、展開によって、印もだいぶ動きそうです。

スプリンターズS回顧

中山好走歴と内枠、今春にも見せていた、前走の着順なんか気にもしないこの馬なりの必勝ローテ。そうは言ってもジャンダルムとは。
しかし、ひと口にトラックバイアスと言っても、ここまで極端だと本当になんだかなぁと思います。当方の本命だからいう訳ではないですが、おそらく、内外フェアな馬場であれば、ナムラクレアが勝っていたのではと。あの馬場で結局外を回すことになった浜中にも責任はあるのでしょうが、すっきりしないレースでした。そりゃあ、完全フェアな馬場なんかある訳ないんですが、それでも、これだけ極端というのは、「一番強い馬を決める」「一番速い馬を決める」という競馬の本質から外れてると思います。せめて、馬場差が生まれるなら、馬場がいいのは「外」という状態にはしてほしいですね。
いずれにしても、この良血にGIを勝たせた陣営と初GIとなった荻野極には賞賛を送ります。

スプリンターズS③

午前がおわって、これだけ前が止まらないとは。昨日以上の馬場になってますね。

本命ナムラクレアは変わらず。相手はメイケイエールともう一頭には、最内から一気に飛ばすテイエムスパーダを抜擢します。

スプリンターズS②

土曜の競馬を見ると、やはり内が有利で時計も速く、決着は1分7秒前後、6秒台もあり得る高速レースになりそうな気配。メイケイエールは完成に近づきローテも完璧だが、この外枠には運だけがなかったかと思ってしまう。本命はナムラクレア。

阪神マイルのGIでも好走してるようにそもそもの地力があり、その上でスプリンターとしての資質も高く、3歳牝馬の斤量込みで一気の戴冠を期待。

スプリンターズS①

本命の有資格馬は３頭。ついに完成形になりつつあるメイケイエール、登録馬中能力No.1のシュネルマイスター、３歳牝馬のナムラクレア。この３頭。
馬場や枠順、先週のようなトラックバイアスなどなど、力だけで決まらないのが競馬であることは重々承知でも、この３頭とそのほかの出走馬との間にはそれ相応な差があると思われ、ヒモで可能性があるのもタイセイビジョンくらいか。基本、この４頭からの馬券になるでしょう。

安田記念回顧

カフェファラオは無理でしたかぁ。残念無念です。願わくば、予報より早く雨が降ってほしいなぁなんて思ってましたが、ま、あの高速馬場では勝ち負けはキビしいということでしたね。仕方なし！
ソングラインとシュネルマイスターは、昨年のNHKマイルの１・２着が入れ替わった決着。この舞台が両馬とも抜群に合うんでしょう。さらに外伸びの馬場も相まっての決着。しかし、ソングラインは想定内ですが、ドバイ帰国初戦で本物でなかったはずのシュネルマイスターがここまで走るとは。まともに出てくれば、しばらくマイルの主役を譲らないでしょう。驚いたのはサリオス。ここで復活してくるとは。俺との相性の悪さは特筆ものです。

安田記念②

本命はカフェファラオとしました。高速の府中でダート馬がどこまで戦えるのか、当然のごとく、疑問符がつきます。が、とにもかくにもワンターンの東京マイルの舞台に賭けます。強烈なパフォーマンスを見せたユニコーンSの時も２月のヒヤシンスS以来。図らずも、ほぼ今回と同じローテでいいパフォーマンスを見せているわけで、ひょっとしたらひょっとする。
相手は、海外遠征明けのヴィクトリアマイルを叩いたソングラインと２歳GI以来の鉄砲だったNHKマイルでガス抜きをしたセリフォスの２頭。前走のGIで結果を出せなかったものの、巻き返しは十分。