ホープフルＳ回顧

ダノンザキッド、強かったですね。２歳ＧＩ標準の強さを十分に見せて、これは、先のソダシ、グレナディアガーズとは一線を画して、クラシック候補生と言えるでしょう。しかし、小回りの中山2000も楽に克服とは恐れ入ります。２・３着のオーソクレースとヨーホーレイクも中山の2000にそれなりにフィット。成長次第でクラシック戦線でも主役級の期待は出来ます。タイトルホルダーはよく走りましたが、結局、この辺りがいいところか。しかし、姉がメロディーレーンだけに距離延びて真価の可能性も残します。

ホープフルＳ②

本命はダノンザキッドとしました。コーナー４つの競馬は初めてですが、前走で見せたように、それを補うだけの力量を有していると判断しました。東への輸送を経験していることも大きい。当然、来年のクラシックを見据えてのレース選択で、勇躍を期待。
相手は、本線にランドオブリバティ。もう１頭には、中山でこそ持ち味が生きるタイトルホルダーとします。

ホープフルＳ①

各馬の出走レースを見ましたが、ズバリ、本命候補は２頭。まずは、１番人気と思われるダノンザキッド。巷でも言われてるとおり、初のコーナー４つのコースでどうなるかは確かに気になる点ではあるが、素材が一級品であることは間違いなし。前走、軽く仕掛けただけで楽勝した東スポ杯は、なんと新馬から５ヶ月ぶり、２６kg増でのレース。これだけでもその素材が分かろうというものだ。
もう一頭は、ランドオブリバティ。こちらは重賞経験こそないものの、同条件のＯＰを楽勝。立ち回りのセンスといい、抜け出す脚の速さといい、こちらも楽しみな存在。コース適正で言うなら、当然こちらが有利ではあろう。

朝日杯フューチュリティＳ回顧

まさか、中３日でＧＩ級連勝できるとは！この１年、的中から見放されていましたが、ブレずに買い続けて正解でした。苦難の道程でしたが、やはりブレない馬券こそですね。信は力なり。
朝日杯は、先週の阪神ＪＦ同様、結果的には、来年のクラシックの答えに直結するようなレースではありませんでしたね。とはいえ、勝ったグレナディアガーズを褒めないつもりもなく、前走のあのスピードはやはり本物だったということ。どうやら川田が手の内に入れて、気性的に距離の限界はあるでしょうが、今後も期待は出来そうです。ステラヴェローチェはノリがうまいこと乗りました。内を捌いて、あの上がりを使えるんですから、馬自身も一線級で戦っていけるモノを持っています。

朝日杯フューチュリティS②

ステラヴェローチェの相手は、本線に手堅い先行力のホウオウアマゾン、もう１頭には内枠を利して前走の競馬を期待グレナディアガーズ。

朝日杯フューチュリティＳ①

いやはや、混戦模様の２歳ＧＩとなりました。帯に短し襷に…という感じで、どの馬も一長一短。決め手があるようで不安もあったりして、ま、ここは迷わずに、「だっちょんレーティング」でここまで最も高いレートを出している馬を本命にします。ステラヴェローチェ。サウジアラビアＲＣは新馬と打って変わっての豪快な競馬で、そのレースこそ出走馬中、最高のレートなわけですが、あの再現がここで通用するほど甘くはないのは百も承知。しかし、それでも同じノリが鞍上で、阪神での勝ち鞍もある馬。軸としての信頼は出来る。
相手候補は現時点３頭。未勝利からの臨戦でもその勝ちっぷりが強烈なグレナディアガーズ、安定した先行力を持つホウオウアマゾン、豊富なキャリアで逆転を期すスーパーホープ。

全日本２歳優駿回顧

アランバローズ、キップのいい競馬をしましたね。さすがにあそこまで正攻法で挑むとは思っていませんでしたが、見事なまでの競馬、左海も余程デキに自信があったんでしょう。想像を超えるパフォーマンスに本命にしつつも驚きました。血統的には早熟の可能性もありますが、今後も中央馬を脅かす馬でいてほしいものです。ランリョウオーも積極的な競馬で２番手を追走、アランバローズには水をあけられましたが、それでも２着をキープしたのは見事。距離が延びれば逆転も。しかし、地方馬に活気があるといいですね！実にいいことです！そして、我がＧＩの連敗も無事まるまる１年は越えず「３１」で止まりました。よかったです！

全日本２歳優駿②

本命は、南関のアランバローズとしました。相手はデュアリストとランリョウオーの２頭で勝負。

全日本２歳優駿①

ダートの２歳チャンピオン決定戦。このレースが来ると、いよいよ師走だなぁとＪＲＡの２歳ＧＩよりそう思ってしまうところもあります。軸は、デュアリストでいいでしょう。ここまで３戦３勝。前走の園田で地方の経験も積み、絶好の２枠。これはもう出負けでもしない限りは堅いと思われます。しかし相手は迷う。候補は５頭。まず、ＪＢＣ２歳優駿で人気を裏切ったものの巻き返しもあるタイセイアゲイン。続いて北海道の２頭は、ＪＢＣ２歳優駿を勝ったラッキードリームと自在なトランセンデンス。そして南関の２頭。４戦４勝のアランバローズと相手なりに走れるランリョウオー。力関係を見極めて、決断します。

阪神ジュベナイルＦ回顧

ソダシ、白毛馬初のＧＩ制覇。吉田隼人が騎乗という以外は、軸にふさわしい馬と思っていましたが、ゲートを嫌がりながらも勝ち切った辺り、馬はやはり強いですね。ただ、これで桜もとなるかと言うと、「人馬」で考えればそこまでのパフォーマンスではなかったというのが正直なところ。２着のサトノレイナス、３着ユーバーレーベンとは展開や馬場次第で当然入れ替わりもあるだろうし、明け３歳で出てくる馬もいる。来年の牝馬は群雄割拠だろう。
しかし、吉田隼人の勝利ジョッキーインタビューは正直すぎるほど正直で、勝負師としてどうかとも思うが、一方であれはあれで好感は持てる。ぜひ、クラシックも鞍上は変わらずに行ってもらいたい。