皐月賞回顧

横山武、おめでとう。まずはこれに尽きます。ノリの息子が２２歳で皐月賞制覇。しかも人気馬で。馬券は外れても、なんとも嬉しいものです。
馬も強かった。直線は突き放して３馬身。先行力があり、内回りを捌く器用さがあり、直線の脚もある。そして馬場も向いたのでは他を圧倒して当然か。中山2000でこの競馬、恐れ入りました。
タイトルホルダーとステラヴェローチェは勝ち馬同様、ともに内を突いてのもの。馬場がマッチした感は否めず、２着から７着ディープモンスターまでは着順ほどの差はなかろう。
ダノンザキッドはなんだったのか。鼻出血や心房細動かと思うくらいの不発っぷり。言葉はない。

皐月賞②

本命はダノンザキッドで不動。相手はアドマイヤハダルにヨーホーレイクで勝負です。

皐月賞①

昨年のホープフルS後のことを振り返ると、来年の皐月賞はダノンザキッド一強かなと思うくらいだったが、さすがにそうは問屋が卸さず、ダノンザキッドは弥生賞で弾けず、トライアルも面白味のある馬が勝ち上がるなどして、フタを開ければ群雄割拠という有様。馬券候補は五指に余る。
とはいえ、本命はダノンザキッド。ホープフルSの勝ちっぷりもさることながら、負けた弥生賞も最後は伸びかけていて、次は反応もよくなるだろうとの感触は十分。本番で一変のパフォーマンスを見せてくれよう。
相手は五指に余り六指。先行力あるアドマイヤハダル、スプリングSで相当な脚を見せたヴィクティファルス、単純に能力高いエフフォーリア、内回り向きの器用さがあるグラティアスとラーゴム、安定の末脚ヨーホーレイク。

桜花賞回顧

ソダシは真面目で愚直な馬ですね。直線まっすぐ走って抜け出す姿は毛色関係なしに美しかった。そして、信頼して早めに追い出した隼人も立派。２歳時より明らかにパワーアップもしていて、見事な桜戴冠です。サトノレイナスも相変わらずの豪快な末脚を繰り出しましたが、大外のロスもあっての２着で運がないですね。当方の本命ファインルージュも最後まで諦めずよく走りました。やはり力はあります。ただ、上位３頭とも休み明けの一戦にも関わらず、この異常な時計の中、勝ち負けしたのはかなり大きな負担のはず。次走への中間の動向はよくよく注意すべし。

桜花賞②

本命はファインルージュ。とにかくフェアリーSのパフォーマンスが見事で、初の阪神や西下、あるいは１月以来の休み明けということを差し引いても、価値ありとみました。福永の捌きにも期待。

相手は、抜かせないソダシと魅力溢れるアールドヴィーヴルで。

桜花賞①

Bコースになって、いきなりの超高速馬場に変貌しましたね、今日の阪神牝馬は勝ち時計が1.32.0で、レースの上がりが33.2。勝ったデゼルの上りが32.5で２着マジックキャッスルが32.4。いやはや、先週までの雨で傷んだ馬場とは思えない、驚きの馬場です。とはいえ、「グリーンベルト万歳」というような内枠有利な馬場ではなく、フェアに差し追込みも届いていて、基本的には力通りの競馬になるのではと見ています。速い時計に対応可能かどうかもひとつの焦点にはなると思いますが。
現時点で、馬券候補は５頭。フェアリーSで強烈なパフォーマンスを見せたファインルージュ、４戦無敗ソダシ、ジワジワと超良血の血が騒いできたアカイトリノムスメ、キャリアは浅くともポテンシャルは高いアールドヴィーヴル、大外枠はマイナスも末脚確かなサトノレイナスの５頭です。